結露の仕組み。
今日は久しぶりの雨ですね。
毎日カラッからの外気だったのでたまには、湿気があるのも良い物ですね。
湿気と言えば、この季節、窓につく「結露」に悩んでいる方いませんか?
拭いても拭いても出てくる結露、ひどい場合、カーテンがかびてしまったり、サッシ周りの木部を痛めてしまったり・・・。
良いこと無いですね。
けど、なんで結露するかって考えてみたことありますか?
と、言うわけで、今日はなんで結露が起こるのかを、考えてみたいと思います。
このコップの周りに付いている、水滴が結露です。
夏場によく見られる症状ですね。
どうして、水滴が付くか?
私たちの周りには空気が当然ありますよね。
空気には、今日のような雨の日にはじめっとしたり、昨日までのような晴天の時にはからっとしたり、という湿気が含まれています。
これは皆さんも知っている水が、空気に混ざっています。
そして、空気はいくらでも水を含むことはできなくて、
暖かいほどたくさんの水分を含むことができるんです。
ということはその空気が冷やされると含められる水の量が減ってしまいます。
コップの結露の原因は、コップの周りにある室内の空気が、冷たい水の入ったコップに触れることによって、
空気の温度が下がり、含んでいられる水の量が減ってしまった結果、
空気からあふれ出た水がコップに付いているということなんです。
窓の結露も全く一緒の原理で、室内の暖かい空気が
外気の温度に近い窓によって冷やされて
結露を発生させるんです。
窓の結露を無くすには・・・。
・室内の湿度を過剰に上げないこと。
ファンヒーター等を使うと、燃焼の際に水蒸気を大量に発生するので、結露しやすくなります。
・窓の断熱性能をあげること。
なるべく外気の影響をうけない気密性・断熱性の高い物が良いと考えます。
あくまで、これは表面結露という、結露の問題で
実は目に見えない内部結露という物もあるのですが、
そちらはまた今度。
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